フラクショナルレーザー

フラクショナルレーザーとは

加齢とともにダメージを受けた肌を、生まれたてのベビーフェイスに取り替える画期的な治療です。従来のレーザー治療や光治療が、肌症状の「改善」に留まっていたのに対し、フラクショナルレーザーは肌自体を「取り替える」治療になります。
直径６０ミクロンの極小レーザーを無数に肌に照射することで皮膚のコラーゲンを活性化、肌の再生を促し、新しい皮膚に入れ替えます。肌代謝の促進でニキビ跡やキズ跡、ちりめんじわにも有効なレーザー機器です。 3種の照射方法（グロウセラス・アクネセラス・セラスアイ）の内、傷跡・ニキビ跡改善はアクネセラスという照射方法を行います。

メカニズム

直径60ミクロンの極小レーザーを無数に肌に照射し、直径約0.1mmの肉眼では見えない程の無数の細かい穴を開け、周囲に発生する熱と穴そのもので皮膚を欠損させ、その治癒過程で収縮させて皮膚を引き締め、凹凸を均一化します。照射部分の周りに熱ダメージを受けていない正常な皮膚を残すことで、表皮の再生が早まり、ダウンタイムは最小限に抑えられます。治療は約4週間間隔で5回が目安。（個人差あり）

こんな方にオススメ

傷痕の改善

ニキビ跡の凹凸（従来のどんな治療よりも効果があります）

毛穴の引き締め（毛穴の開大）

施術について

回数

4週間ごとに5回程度繰り返していただく事により、高い効果を得ることができます。深いニキビ跡などはもう少し回数が必要な場合があります。

流れ

①洗顔
②麻酔クリームor麻酔テープ（30~60分程度）
③スポットレーザー照射＋ムービングレーザー照射
④クーリング
洗顔後、麻酔クリームorテープを約30~60分貼ります。

経過

治療当日

日焼け直後のような赤みと腫れが出て、肌が脈打つような状態になりますが、1～2時間ほどで治まります。照射中からアイスパックでしっかりと冷却し、帰宅後もほてりが残るようであれば、冷たいタオルなどで冷やします。当日はメイク不可です。ＵＶケアをしっかりと行って下さい。

治療1～3日後

個人差がありますが、治療後の強い赤みはほとんど落ち着きます。スポット照射部分が小さなかさぶたになり、肌がざらついてきます。かさぶたを無理にこすらないで下さい。

治療4～7日後

数日かけて皮膚が剥け、ツルツルの肌があらわれます。自然にはがれるまで我慢して下さい。

治療1ヵ月後

赤みや腫れは完全におさまり、次の治療を受けることが可能です。

アフターケア・注意事項

レーザー照射直後にはクライオセルでの成長因子導入、各種イオン導入をされることで効果が高まります。
照射前後の日焼けは厳禁です。
治療の前後1ヶ月は、日焼けをしないように。外出時は、必ず日焼け止めをご使用下さい。
フラクショナルレーザー照射後は、肌が乾燥し、かさぶたによるザラザラ感が生じます。気になりますが、絶対に強くこすってはがさないようにしてください。しっかりと保湿をしながら、自然に剥けてくるのを待ちましょう。
その他の治療は1~2週間あけてください。
フラクショナルレーザー治療中に、レーザーや光治療、RF治療、ピーリングなどの施術を受ける場合は、必ず医師に相談して、最低1~2週間は期間をあけるようにしてください。
レチノイン酸やトレチノイン、AHAなどが配合された化粧品や洗顔料は、フラクショナルレーザー照射後1~2週間以内は使用しないようにしてください。